「個」を味わう。山梨ヌーボーまつり2022 in 小瀬スポーツ公園

2022年11月20日、山梨小瀬スポーツ公園で開催された「山梨ヌーボーまつり」。
新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりに開催されました。
会場は、3年間の余白を埋めるかのように、多くのワイン好きで賑わっていました。

山梨ヌーボーまつりでは、山梨県内36ワイナリー、60銘柄以上の新酒ワインの試飲・販売が行われました。「山梨ヌーボー」とは、日本固有のぶどう品種である甲州と、マスカット・ベーリーAで造られた新酒ワインです。フレッシュでフルーティーな果実の香味が特徴で、洋食・和食問わず様々な料理とともに楽しめます。

イベント参加者には、「やまなし」という文字が刻まれた試飲用のワイングラス、試飲チケット10枚、おつまみが配られました。(2,000円)

山梨県ワイン酒造組合の会長である安蔵さんは、「ヌーボーに使用しているぶどうの品種は同じ。しかし、山梨県には90以上の個性的なワイナリーと造り手がいて、味わいはすべて異なる。それがとても奥深くて面白い」と話していました。

会場でも、出展ワインリストを見ながら、友人や家族と「山梨ヌーボー」の感想を共有し合う姿や、熱心に感じたことや学んだことをメモしている姿が多く見受けられました。

イベント参加者に配布されるパンフレット ©YAMANASHI GASTRONOMY&WINE

イベント参加者に配布されるパンフレット
各ワイナリーから出展されたワインの銘柄や特徴などが記載されている
©YAMANASHI GASTRONOMY & WINE

山梨県内外から「山梨ヌーボー」を求めて訪れた参加者、「山梨ヌーボー」の造り手やスタッフが、3年ぶりに顔を合わせ、豊かな時間が流れていました。

ぜひ、各ワイナリーの「山梨ヌーボー」に注目してみてください。

取材日:2022年11月20日
画像:YAMANASHI GASTRONOMY & WINE